2012年2月4日土曜日

配偶者への愛の住宅贈与と高層億ション購入による相続税評価減対策(おしどり贈与)

弊社の顧問先が、1昨年東京で最高層階の億ションを購入しました。

同時に夫婦そろって住居を岡山県から東京に移しました。

配偶者間のマイホームの2000万円無税贈与制度(配偶者への愛の住宅贈与)を活用し、配偶者に億ションのうち2000万円分を贈与するために、
相続税法上の評価額を計算したところ、取得価額1億円の億ションの相続税法上の評価額が3000万円でした。7000万円も財産の評価額を圧縮したことになりました。

なぜ、このような大きな節税効果が得られたのでしょうか?3つの要因があります。

①一等地の土地の高度有効活用を図る高層ビルなので、不動産の価値そのものが上がりました。

②景観に関しては相続税法上の評価額はゼロなので、同じ間取りであれば、1階の取得価額が8000万円で、最上階の取得価額が1億円であっても、相続税法上の評価額は1階も最上階も3000万円です。
1階でも相続税評価減対策になるが、高層階であれば景観があり高価なので、より大きな相続税評価減対策になります。

③建物も相続税法上の評価額は、取得価額の数割です。

贈与を受けた配偶者も、2000万円×1億円÷3000万円=6666万円もの居住用財産を無税で贈与が受けられたことになり、大変喜ばれました。
   
みどり合同税理士法人グループ 税理士 竹本 正憲

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